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車いす利用にあたっての段差と段差を解消する機械について解説

2022.11.07 Category:

車いす利用の段差

家の外でも中でも、至るところにある段差。簡単に上り下りできる段差もあれば、中には上り下りする前にちょっと気をつけなければならない段差もあります。

そんな段差は、車いす利用されている方にとって、簡単に越えられるものから、上り下りしにくいものや上り下りが困難なものまでさまざまです。

今回は、そんな車いす利用にあたっての段差と段差を解消する機械についてご紹介します。

段差の種類

段差の種類

段差の種類は2種類ある

段差にはおもに2種類に分けることができます。一つが「またぎ段差」でもう一つ「単純段差」です

またぎ段差は、敷居のように乗り越えていくタイプの段差です。単純段差は、いわゆる階段のことで、階段のように登っていくタイプの段差となっています。

やっかいなのは、またぎ段差です。またぎ段差は、段差自体をまたいで歩いていかないといけません。そのため、単純段差よりもつまづきやすく、転倒の原因となってしまいます。またぎ段差はできるだけ無くしていかねばなりません。

車いすが越えられる段差

車いすが越えられる段差

車いすで移動する場合、フラットな走行路が理想です。しかし、現実は、どうしても小さな段差や隙間がどこでもあります。

段差は、通常の車いすであれば多少のものなら乗り越えることができるでしょう。

段差プレートや段差スロープと呼ばれる三角形の段差解消器具でしたら、高さ15mmや20mmのものがあり、小さなスロープにすることができます。

小さな段差であれば、車いすも問題なく走行できるでしょう。一方、車いすの走行がスムーズにできない高さの段差もあります。それらには段差を解消するための器具が必要です。

車いすが越えられる段差には、限界がある

大きな段差は、段差解消機がおすすめ

段差を解消する器具や、段差解消機は段差の大きさによって使い分けるのが良いでしょう。

10mmなどの段差は段差プレート・段差スロープでも解決できますが、100mmなどになると、設置式のスロープや段差解消のためのリフトを使うことがあります。

段差解消機については、下のページでくわしく解説しています。

段差解消機の種類と選び方を解説

さらに複数の大きな段差、つまり階段になると、階段昇降機を使う必要があります。

階段昇降機の設置事例

いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
お住まいの長い階段も手軽に設置!!

 

2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。

介護タクシーなど玄関への移動に便利!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9K-L」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
設置が難しい石積みの階段にも設置!!

 

ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。

まとめ

今回は、車いす利用にあたっての段差とその解消方法についてご紹介しました。

段差には、その大きさによって解消方法が異なり、さらに複数の段差がある場合は、階段昇降機などの階段を上下する機械が必要となっていきます。

車いす利用にあたって段差でお困りの場合は、福祉用具のプロにご相談ください。