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曲がり階段用の階段昇降機とは?曲線型の昇降機について解説

2022.06.06 Category:
曲がり階段用階段昇降機

曲がり階段や螺旋階段にも階段昇降機を設置できるのでしょうか?

また、その際の設置費用や料金はどれくらいになるのでしょうか?

今回は、曲がり階段にも対応できる曲線型の階段昇降機の特徴や設置事例、設置した場合の費用などについて解説いたします。

曲がり階段用の階段昇降機って一体どんなもの?

曲がり階段用の昇降機とは、どんなものなのでしょうか?

曲がり階段用の階段昇降機とは、曲線型の階段昇降機とも言います。まっすぐでない階段や、踊り場を途中に挟んでいたり、踊り場で方向転換している階段を昇るための階段昇降機です。

曲がり階段や螺旋階段に対応

曲がり階段用の階段昇降機は、曲がり階段や螺旋(らせん)階段など、さまざまな曲線に対応できます。

それらの曲がり階段に対応するために、昇降機が通るレールを制作、および設置する必要があります。曲がり階段用の階段昇降機は、このレールをそれぞれの階段ごとにオーダーすることで、さまざまな曲がり階段に対応するのです。

曲がり階段用の昇降機の特徴

曲がり階段用階段昇降機

それでは、曲がり階段用の階段昇降機の特徴とは一体どんなものでしょうか。

代表的な特徴は、下のようなものです。

・どんなに曲がった階段でも取り付け可能
・直線型と比べると価格が高くなりやすい

直線型の階段昇降機と比べると、設置できる場所が多い反面、レールを場所ごとにオーダーメイドで作成するので、どうしても価格が高くなってしまいます。

たとえば、踊り場で90度曲がる階段の場合は、曲がり階段に沿って設置する必要があります。直線型の昇降機だと設置できませんが、曲線型(曲がり階段用)の昇降機なら、設置可能です。

直線型よりも曲線型のほうが費用が高い

直線型の階段昇降機に比べて、曲線型の方が価格が高くなりやすいです。しかし、階段を階段昇降機に座ったまま行き来できるようになるという利便性・メリットがあるのが、曲線型の大きな特徴でもあります。

毎日階段を行き来するなら、階段昇降機を設置することをおすすめします。

直線型の昇降機よりも設置は難しい?

曲線型の階段昇降機

直線型の階段昇降機よりも曲線型の階段昇降機は、設置が難しいのでしょうか。

階段昇降機は、間取りや階段の広さに合わせて、使いやすいよう設置することが重要です。

「レールを階段のどちら側に設置するのか?」「階段幅が狭いが手すりがある場合、手すりは撤去するのか?」「上階側の停止位置はどこかがいいのか?」など、曲線型の設置では、検討すべきポイントがさまざまにあります。

不適切な設置の仕方をすると、せっかく設置した階段昇降機も、不便な使い方しかできず、本末転倒ということになりかねません。

また、設置が難しい間取りなどの場合、事業者によっては設置を断られるケースもあるようです。

他社で設置を断られた階段もスマイルケアへ!

他社メーカーに断られた場合でも、福祉用具のプロであるスマイルケアへお気軽にご相談ください。

さまざまな方法を検討し、最善の設置方法をご提案いたします。

曲がり階段への昇降機を設置する

踊り場も問題なし!昇助くんNRO9-Rの設置

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
踊り場を乗り越えて移動が可能!

 

1階が事業所で、2階がお住まいになっている建物で、ご家族の方が、階段の上り下りが不安とのことで、設置させていただくことになりました。階段自体はまっすぐなのですが、距離が長く、中間踊り場があるため、踊り場を乗り越えて移動が可能な曲線型の機種を設置しています。

比較的狭い階段でも設置可能!昇助くんNRO9-Rの設置

曲線型の階段昇降機を設置
階段昇降機の設置前
曲線型の階段昇降機を設置
階段昇降機の設置後
曲線型の階段昇降機を設置
設置前の手すり
曲線型の階段昇降機を設置
手すりを撤去

階段幅が比較的、狭かったため、ご了承のもと、手すりを撤去させていただくことで設置しております。このように手すりを残せるかどうかは階段幅の影響を受け、曲線タイプの場合は制限が厳しくなります。弊社では現地調査やお見積りの段階で、撤去の必要性を判断してご相談させていただいています。

曲線型の階段昇降機の料金

曲線型の階段昇降機は、直線型にくらべて設置費用が少々高くなります。そのため、レンタルによって初期費用を抑えるという方法をおすすめします。

購入よりも、レンタルのほうがお得

階段昇降機の設置工事にかかる費用負担が大きい場合は、レンタルを検討しましょう。レンタルで設置するメリットは、初期費用が抑えられる点です。

ただし、長期間レンタルすることによって、全体の費用が購入するよりも大きくなることは注意しましょう。

購入費用が大きくなるのは、おおむね3年以上レンタルした場合です。最初から3年以上使うとわかっているなら、購入したほうが安くつく可能性が高いでしょう。

しかし、一時費用を抑えるために、長期利用であってもレンタルで導入する方法も考えられます。

まとめ

今回は、曲がり階段に階段昇降機を設置する場合の、曲線型の階段昇降機の特徴や事例、費用をご紹介しました。

もしも曲線型の昇降機の設置を他社メーカーに断られた場合は、お気軽にスマイルケアにご相談ください。

ほかに方法がないか、調査・検討し、ご提案いたします。