階段の段差が歩けないと感じたときの対処法
2025.06.02 Category:
「最近、階段の段差がつらくなってきた…」
「特に外階段の昇り降りが怖い…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
階段は毎日の生活の中で何気なく使っている場所ですが、段差が高いと感じたり、足がうまく上がらなかったりすると、大きな負担や不安につながります。特に雨の日や冬の寒い時期など、外階段は滑りやすく、転倒のリスクも高くなります。
今回では、「階段 段差 歩けない」場合の対処法をご紹介します。
階段の段差が歩けないと感じる理由
ここでは階段の段差が歩けないと感じる理由をご紹介します。
1. 下半身の筋力低下
階段の上り下りには、太ももやお尻の筋肉を大きく使います。運動不足や加齢により、これらの筋力が弱くなると、段差を上がるための力が足りなくなってしまいます。
特に外階段のように段差がやや高めに設計されていると、1段ずつの上り下りがより大変に感じられるようになります。
2. 関節の可動域の減少
股関節や膝関節、足首などの柔軟性が失われると、足をしっかり持ち上げることが難しくなり、段差でつまずいたり、踏み外したりする原因になります。これも「段差が歩けない」と感じる一因です。
3. バランス感覚の低下
バランスを取る力が弱まると、段差での昇降時に体がふらつきやすくなります。特に外階段は屋内よりも段差が高めで、手すりが無い場合もあるため、不安定になりやすいです。
4. 雨や雪による滑りやすさ
屋外の階段は、天候によって滑りやすくなります。雨の日や雪の日は特に注意が必要で、滑って転んでしまうリスクも高まります。
階段の段差がつらいときの対策
ここでは階段の段差がつらいときの対策を考えてみます。
● 手すりの設置
最も手軽にできる安全対策が「手すりの設置」です。支えがあることでバランスが取りやすくなり、安心して階段を昇り降りできるようになります。
● スロープの導入
玄関前などの段差が少ない部分には、スロープを設置することで車椅子やシルバーカーでも楽に移動できるようになります。
● 転倒防止マットや滑り止めテープ
外階段には滑り止めテープを貼ったり、滑りにくいマットを敷くことで、安全性が大幅にアップします。
階段にも設置できる階段昇降機とは?
「歩けない」「怖くて外に出られない」と感じる方にとって、階段昇降機は非常に有効な選択肢です。特に最近では、屋外専用の階段昇降機が普及しており、多くのご家庭や施設で導入されています。
3つのメリット
1. 転倒のリスクを軽減
座ったまま移動できるため、滑りやすい外階段でも安心して利用できます。特に雨の日や冬場の凍結した階段でも、安全に昇り降りできます。
2. 外出の不安をなくす
階段への不安が減れば、「外に出るのがこわい」という気持ちも軽くなります。日常の買い物や通院、近所へのお散歩など、日々の暮らしの中で行動範囲が広がります。
3. 介助者の負担軽減
階段の昇り降りをサポートする家族や介護スタッフにとっても、階段昇降機の導入は大きな助けになります。体への負担を減らし、より安全でスムーズな介助が可能になります。
階段昇降機の設置事例
いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」


お住まいの長い階段も手軽に設置!!
2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールが必要となりました。


階段昇降機はレンタルがお得
階段昇降機なら、設置するスペースも小さくて済みますし、レンタルなら費用も安く抑えられる方法があります。
「歩けない」と感じたら、早めの対策を
「階段の段差が歩けない」と感じるのは、体からの大切なサインです。まずは筋力や柔軟性を取り戻すトレーニングも大切ですが、外階段のように危険が伴う場所では、無理をせず安全対策を講じることが重要です。
階段昇降機は、日常の「不安」や「不便」を大きく減らしてくれる頼れる味方です。歩くことに不安を感じ始めたら、ぜひ検討してみてください。
階段昇降機の設置には、階段昇降機のプロにご相談ください。