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階段がしんどいのはなぜ?筋力・関節・心肺機能が原因と安全な対策を解説

2025.09.01 Category:

「最近、階段を上るのがつらい…」
「エレベーターがない場所だと困る…」

このように感じておられる方は多いのではないでしょうか。年齢とともに体力や筋力が少しずつ落ちてくるのは自然なことです。しかし、階段の上り下りが特につらくなるのには、いくつかの理由があります。

今回は、「なぜ階段がしんどいのか?」という疑問に対して、主な原因とその対策を、わかりやすくご紹介します。

階段がしんどい原因

ここでは、階段がしんどい主な原因についてまとめてみます。

1. 加齢による筋力の低下

年齢を重ねると、筋肉の量や力が少しずつ減っていきます。特に太ももやお尻、ふくらはぎといった下半身の筋肉は、日常生活の中で意識しないとどんどん衰えてしまいます。

階段を上る動作は、体を持ち上げる動きなので、太ももの筋力がとても重要です。この筋肉が弱くなると、1段1段がとても重く感じられ、「しんどい」「足が上がらない」と感じるようになります。

2. 心肺機能の低下

階段を上ると、息が切れたり、動悸を感じたりすることはありませんか? それは、心臓や肺の働きが年齢とともに少しずつ弱くなっているサインかもしれません。

階段は平地を歩くよりも体にかかる負担が大きく、心臓や肺にとっても「ちょっとした運動」になります。そのため、日常的に歩く習慣が少ない方ほど、階段を上るときに強い負担を感じやすくなります。

3. 関節や骨への負担

年を重ねると、関節や骨も弱くなりがちです。特に、膝や股関節に痛みや違和感を感じている方にとっては、階段の上り下りは大きな負担です。

また、骨粗しょう症や関節炎などをお持ちの方は、階段の動きが不安定になることで転倒のリスクも高くなります。そのため、無意識のうちに「怖い」「避けたい」という気持ちが強くなり、よりしんどく感じることもあるのです。

4. 姿勢や歩き方のクセ

前かがみの姿勢や、足をすり足で出すような歩き方をしていると、太ももやふくらはぎに余計な負担がかかります。また、足を高く上げにくくなることで、階段の上り動作がつらく感じられることもあります。

特に、杖を使っておられる方や、片足に体重をかけるクセのある方は、片側の足だけが疲れやすくなることもあるため注意が必要です。

階段を楽にするための対策

ここでは、階段の上り下りするのに楽になる対策をご紹介します。

1. 手すりを積極的に使いましょう

無理をして手すりを使わずに上ろうとすると、体がぐらついたり、足元に不安定さを感じたりしてしまいます。手すりを使うことで、バランスを保ちやすくなり、下半身の負担を軽くすることができます。

手すりは「支え」ではなく「補助」として上手に使うことで、安心して階段を上れるようになります。

2. 日常的な運動を取り入れる

少しの運動でも、毎日続けることで体力や筋力が保たれ、階段の上り下りがずいぶん楽になります。以下のような運動を無理のない範囲で取り入れてみましょう。

・椅子に座ったままでの足上げ運動
・かかとの上げ下げ(ふくらはぎの筋トレ)
・室内での軽いストレッチ
・買い物ついでの散歩(10〜15分でもOK)

継続が大切ですので、「できる日だけ」「少しだけ」でも十分効果があります。

3. 階段昇降機の導入を検討する

筋力や体力に不安がある方、膝・腰に強い痛みをお持ちの方にとって、「階段を使わない」選択肢も大切です。そこでおすすめなのが 階段昇降機(かいだんしょうこうき) の活用です。

階段昇降機とは?

階段の側面にレールを設置し、椅子に座ったまま電動で階段を上り下りできる機械です。高齢者施設だけでなく、最近では一般のご家庭にも多く導入されています。

特徴とメリット

・ボタンひとつで操作が簡単
・身体への負担が少なく、安全に階段を移動できる
・体力や筋力がなくても安心して自宅内を移動できる
・家の中での転倒リスクを大幅に減らせる

設置について

・室内の直線の階段・曲がり階段のどちらにも対応可能
・室外でも設置可能です。
・レンタルも可能

階段の使用が難しい方にとっては、日常生活の自由度を保ち、介護の負担も減らす大きな助けになります。家族と一緒に相談しながら、前向きに導入を検討してみるのもよいでしょう。

階段昇降機の設置事例「昇助くんSEC9」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置
階段昇降機の設置後

信頼性と安定性を考えた親切設計

 

屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。

 

設置事例

階段昇降機の設置
階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置
階段昇降機の設置後

寝室を2階に戻すことができました

 

かつて寝室は2階にあったらしいのですが、階段の昇り降りが困難になられてからは、1階に移しておられました。以前のように寝室を2階に戻すために、今回昇降機を設置されました。「これで安全に2階に上がれるようになり、良かったです」と喜んで頂けました。

 

いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後

お住まいの長い階段も手軽に設置!!

 

2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールを用いて設置しています。

お得な階段昇降機はレンタルが安心!

レンタルは経済的にも安心、福祉用具のプロに、お気軽にご相談ください。

レンタルなら必要な期間だけ安心してご利用できますのバナー画像

階段昇降機にはレンタルで設置することが可能です。

まとめ

今回は、階段の上り下りが膝に悪いとされる理由などをご紹介しました。早めに専門家に相談し、適切な対策をおこなうことで、より安全で快適な生活を送ることができるでしょう。

いす式階段昇降機のことは、福祉用具のプロにご相談ください。

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