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足腰が弱い人や歩けない人を階段から下ろす時のポイント

2023.03.06 Category:

階段から下ろす

歩けない人や足腰が弱い方にとって、慣れた自宅の階段でも転倒・転落のリスクは高いです。特に階段はクッション性が低いため、転倒すると骨折などの大怪我につながります。

そこで今回は、足腰が弱い方や車椅子に乗られる方が降りる際の確認すべきポイントをご紹介します。

足腰が弱い方が、階段を降りる場合

階段を降りる場合

ケガしないよう一歩ずつ一歩ずつサポートしながら降ります

足腰が弱い方が階段を降りる場合、介助者は下階側の、本人から見て斜め前に立ってバランスを崩した際に支える役割を担います。腰や脇に手をかけながら、一歩ずつ降りていきます。

本人には手すりを持ってもらい、焦らず、ゆっくりと一歩一歩降りてもらいます。どちらかの足に痛みやマヒなどがある場合、痛みやマヒのあるほうの足から先に降ろしてもらうようにします。健康なほうの足で身体を支えながら降りることで転落を防ぐためです。

階段を上り下りするための補助器具

上り下りする補助器具

足腰に不安を感じる場合は、階段を上り下りするための補助器具があります。手すりもその一種です。必要に応じて、手すりを増設することなども考えるとよいでしょう。

車椅子ごと下ろす場合

転倒リスクを下げる

2人〜4人の介助者が必要です

車椅子ごと降ろす場合は、2人もしくは4人の介助者が前後・左右で車椅子を囲む位置に立ち、2人〜4人でしっかり車椅子を持ち、階段を降りていきます。

車椅子は、階段に対して後ろ向きにおろしていきます。その方が重心が安定するからです。車椅子が傾くと転倒のリスクが高まります。気をつけましょう。

車椅子ごと乗れる車椅子用階段昇降機を使う方法もあります。しかし、費用がかなり高額になるほか、一般の住宅では階段幅などの設置条件のクリアが難しいため、あまり現実的とは言えません。

車椅子と人が別々で降りる場合

いす式階段昇降機は転倒リスクが抑えられます

車椅子と人が別々で降りる場合は、いす式の階段昇降機が便利です。いす式の階段昇降機なら、転倒リスクも抑えられますし、降りる際にかかる時間も短縮されます。

実際、さまざまなお住まいの階段に設置できます。

階段昇降機の設置事例

いす式で便利!!直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9-R」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
お住まいの長い階段も手軽に設置!!

 

2階にお住まいということで設置させていただくこととなりました。比較的、距離の長い階段で、上り下りがご負担であったとのことです。階段距離が標準より長いため、延長レールが必要となりました。

階段昇降機
階段昇降機の設置前
階段昇降機
階段昇降機の設置後
信頼性と安定性を考えた親切設計

 

屋内直線型階段昇降機「昇助くんSEC9K」を設置させていただきました。踊り場を挟んだ180度の曲線型階段ですので、曲線型を設置する方法もありましたが、ご家族の退院時期に合わせて、できるだけ早期に設置したいというご意向であったことから、曲線型よりも早めに設置可能な直線タイプ2台設置という形になりました。

 

階段昇降機はレンタルがお得

これらの階段昇降機は購入するとなると、かかる費用が高くつきます。

しかし、「いす式階段昇降機」をレンタルすれば、費用を抑えられます。

まとめ

今回は、足腰が弱い方や車椅子に乗られる方が降りる際の確認すべきポイントをご紹介しました。階段から降りる際には、転倒のリスクをできるだけ抑えられることが重要です。

その際、いす式階段昇降機を使うことが、一つの選択肢となるでしょう。どんな階段にも設置できるのか?ご不明な点がありましたら、福祉用具のプロにお気軽にご相談ください。

福祉用具のプロに階段昇降機を相談する