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知っておくと安心!介護ベットの種類と種類別の特徴について

2020.03.12 Category:

介護ベットの特徴

 

高齢化社会の問題に加え、医療の進歩により平均寿命が延びています。元気で長生き出来るのは素晴らしいことですが、寝たきりになってしまうと介護を必要とします。家族だけの介護には限界があり介護施設の利用を考えますが、介護保険法が改正されたことによって、要介護度3以上の人でないと施設の利用ができなくなってしまいました。寝たきりではないにしても介護が必要な時、家族だけで介護をするのはかなり大変です。

 

多少なりとも介護が必要で、1日のほとんどをベットで過ごすという場合は、介護ベットがあるとかなり楽になります。種類により機能なども変わってきますが、体を起こす時も電動や手動でベットごと起こせば、介護をする方も受ける方も体力的や精神的にもかなり負担は軽減されます。

 

通常、ベットの上で過ごす時間が長いと、体にも負担をかけてしまいます。介護ベットによっては、上半身を起こして座った状態にできるものや、膝や足だけを上げ血液の流れが滞らないよう調整するという機能が搭載されているものもあります。電動は若干価格が高くなりますが、ハンドルを回し調整する手動タイプなら少し安くなります。

 

マットレスも選べますし、ベットサイドのレールや、足元のフレームなども高さや材質などが選べるので、最適な組み合わせも可能です。ベットの背もたれや足元の高さや角度が変えられるだけでなく、ベットの高さ自体を変えられるものは、車椅子への移動には大変便利です。こういうベットを特殊寝台といいますが、特殊寝台は、条件がありますが介護保険で利用できるので、経済的負担を軽減できます。ベット自体の大きさや長さもいくつか種類があります。体格やスペースに合わせて選べるのもポイントです。

 

介護ベットの種類

 

介護ベットにはいくつかの種類があります。選び方によって使い勝手は大きく変わります。使い勝手が良く高性能のものは便利ですが、価格は高くなります。しかし自宅で介護をするには、介護ベットがあると便利です。いろいろな種類はありますが、電動ベットが使いやすいことから人気となっています。電動ベットの種類について紹介します。

 

電動ベットは、どの部分が動くかによっても、特徴が分かれます。これはモーターの数によって変わります。モーターが1つの場合は、ベットの高さを調整できるものと、背もたれ部分の角度を調整できるものがあります。食事をする時は寝たままの姿勢よりも、背もたれを起こすと食べさせやすいですし、誤嚥を防ぐこともできます。モーターが1つの場合、動かせるのもどこか1箇所だけです。

 

モーターが2つ付いているタイプは、動かせる範囲が広くなります。ベットの高さ、背もたれ以外にも、足元の部分の角度を調整するものもあり、これによって足の曲げ伸ばしなどができるようになります。ただしモーターが2つなので、2箇所の調整のみとなります。

 

モーターが3つ付いているタイプは、ベットの高さ調整、背もたれの角度調整、足元の角度調整ができます。それぞれを個別に調整できるので、要介護度が高い人にも使いやすい仕様となっています。ベットの機能は、要介護度に合わせて選ぶことができます。電動モーターでも、メーカーによってモーターの強度が異なります。パワーがあると動きも速いですが、事故なども起きているので、パワーの強弱についても、安全性を考えて選ぶことが大切です。

 

介護ベットの種類と選び方

 

介護ベットの選び方を紹介します。背もたれ部分が起こせる電動で動かせるベットは、食事をする時や体を拭く時に、人が体を支えて起き上がらせる必要がありません。これは介護をする人もされる人にもメリットです。両者の負担を軽減できるという意味で、電動ベットはとても便利です。

 

電動ベットは便利ですが、高いのでなかなか手が出ないというケースも少なくありません。この場合要介護2以上なら、介護保険でベットをレンタルすることができます。1割か2割負担で済むため、経済的な負担も軽減できます。

 

介護ベットの種類と選び方を紹介します。モーターが付いているものは、特殊寝台と呼ばれています。ベットの幅や長さは体の大きさに合わせて選べるようになっています。体が大きい人は、幅やサイズが大きい方が使いやすいです。万一ベットから落ちるようなことがあってはいけませんから、幅は体に合わせて選びましょう。両サイドか壁がない方には、サイドレールや介助バーを設置しておくと安心です。

 

電動の場合は安全確認が必要ですが、確認していてもとっさの時、安全装置があるとより安心です。安全バーが設置されていれば、バーに当たった時すぐ止まるので、事故を未然に防げます。ただし安全バーが付いていないものもあるので、性能については事前の確認が必要です。

 

マットレスも好みに合わせて選べます。柔らかい方が体に優しいというイメージですが、動きにくく体が沈みやすいので寝返りが打ちにくくなります。寝ている時間が長いと、湿気がこもります。マットレスは通気性に優れたものを選びましょう。

 

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