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歩けない人を階段で運ぶ方法をご紹介

2023.05.22 Category:

階段で運ぶ方法

ケガや病気で歩けない人のご自宅がバリアフリーになっていないことがあります。

1名〜2名の介助者さんがいて介助されたり、担架に乗せて上り下りできる環境であればいいのですが、それではないことも。毎日使う階段の場合、不便なことのほうが多いですよね。

そこで今回は、歩けない人を階段で運ぶ方法をご紹介します。

担架に乗せて上り下りする

緊急の場合は、1名もしくは2名〜で担架に乗せて運ぶ方法があります。また車椅子に乗られた方の場合は、段差や階段の環境によって、必要な介助者の人数が変わってきます。

車椅子での段差上げ

玄関や部屋にある数段の段差は、車椅子に乗って上り下りが可能です。この場合、段差の程度や周りの環境によりますが、1名もしくは2名からで対応できることが多いです。

車椅子での階段上げ

車椅子に乗ったまま階段の上り下りは、階段の数や周りの環境によりますが、介助者が4名いれば可能です。

具体的な手順は以下となります。

階段での介助方法

階段で車椅子を上げ下げするには、まず重量を確認します。

基本的に車椅子の重さは10kg〜40kgあります。それに加えて、乗られている方の体重も考慮に入れなければなりません。

介助者が4名以上いれば、介助者が前後と左右で車椅子を囲むように立ちます。

後ろの2名がハンドグリップなどをしっかりと持ち、前の2名がアームレストやレッグレストを持ちます。4名全員でしっかり支えることを意識しながら、ゆっくり階段を降りていきます。

災害などの緊急時や、やむをえない場合は、2名だけで車椅子を下ろすことも想定されます。その場合は、一段ずつ確実に降ろしていかなければなりません。あせらず慎重に降ろしましょう。

あせらずゆっくり安全確保

どちらにせよ、車椅子を階段から上り下りする場合は、安全確保が大事です。

階段の環境整備で安全確保

階段の環境整備

階段は、転倒しやすい場所で、足腰が弱い人にとって慣れた自宅の階段でも転倒のリスクは高まります。特に段数の多い階段は、転落すると骨折につながる恐れがあります。

そのような事故を防ぐために、階段には必ず手すりをつけますが、その他に、介助者が介助するだけでなく、昇降機などの設置が安全確保につながります。

特に「いす式の階段昇降機」は、費用が安く抑えられて、なおかつ安全性も高まります。

無事設置できた、いす式階段昇降機の事例

介護タクシーなど玄関への移動に便利!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9K-L」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
設置が難しい石積みの階段にも設置!!

 

ご利用者様はご自身では歩かれることが難しく、車いすをご使用です。介護タクシーなどを利用されるのに、玄関からの階段が問題になっていたとのこと。階段昇降機を導入したことで、スムーズに外出もできるようになりました。

 

ご自宅へ戻るまでの転倒リスクを避ける!!屋外・直線型の階段昇降機「楽ちん号 KSB」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
長い階段にも長いレールで設置可能!!

 

退院に伴い、階段の昇り降りに転倒のリスクが高いため、安心してご自宅に帰ってこられるように昇降機の設置に至りました。レールが標準レール(5m)より長くなりましたが、レールの延長部材を使い、設置いたしました。

 

設置が難しい現場にも対応!!屋外・直線型の階段昇降機「昇助くんSEO9」

階段昇降機の設置前
階段昇降機の設置後
階段に傾きがあっても設置対応します!!

 

玄関から前の道路までの階段が設置場所ですが、水はけなどの関係で階段の各段にも傾きがあり、設置が難しい現場でした。レールの下に調整用の金具を取り付けることで高さや角度を調整することで、取り付けることができました。設置困難な現場でも、階段昇降機を必要とされる方にできるだけご利用いただけるよう、努力は惜しみません。

 

屋外の階段昇降機のご紹介

屋外タイプ 直線
屋外タイプ 曲線

階段昇降機はレンタルできます!

いす式の階段昇降機は、購入よりもレンタルの方がお得な場合があります。下のページで、くわしい費用シミュレーションが確認できます。

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まとめ

今回は、歩けない人を階段で運ぶ方法をご紹介しました。

毎日階段を上り下りする場合、いす式の階段昇降機をご検討させる方が多くいらっしゃいます。

どんなメリットがあるのか、今の階段に設置可能かどうか、いす式階段昇降機のことは、福祉用具のプロにご相談ください。

階段昇降機をレンタルした場合をくわしくチェックするならこちら↓