【外階段でも安心!】屋外用階段昇降機の選び方と設置のポイント
2025.05.19 Category:
「外階段の上り下りがつらくなってきた…」
「屋外にも階段昇降機って設置できるの?」
そんなお悩み、ありませんか?
高齢のご家族や足腰に不安のある方にとって、外階段の昇り降りは思った以上に大きな負担です。特に雨の日や雪の日は、滑って転倒する危険も・・・
今回は、外階段に対応した階段昇降機の特徴やメリットをわかりやすく解説します。
外階段に階段昇降機は設置できる?

はい、屋外専用の階段昇降機があります。住宅の玄関前、アパートの外階段などにも設置可能です。
最近では、雨風に強く、錆びにくい素材を使った製品が登場しており、多くのご家庭や施設で導入が進んでいます。
外階段用の階段昇降機のメリットはどんなものがあるのでしょうか。
外階段用の階段昇降機の3つのメリット
ここでは、外階段に設置する階段昇降機の3つのメリットをご紹介します。
1、転倒のリスクを減らせる
滑りやすい外階段でも、階段昇降機を使えば座ったまま昇り降りできるので、安心感がまったく違います。特に雨の日や雪の日など、濡れた階段は非常に滑りやすく、思わぬ転倒事故につながるリスクがありますよね。
階段昇降機があれば、こうした悪天候の日でも、無理に階段を歩かずに安全に移動できる環境が整います。
2、自由に外出できる
「階段が不安で外に出られない…」という状態が続くと、気持ちも塞ぎがちになりますね。特に高齢になると、身体の衰えだけでなく、気持ちの落ち込みが健康状態に大きく影響することがあります。
階段昇降機があれば、そんな不安を解消できます。
毎日通る外階段を安全に、しかもラクに昇り降りできるようになるだけで、ちょっとしたお出かけがグンと身近なものに変わります。
3、介護する側の負担も軽くなる
ご家族やヘルパーさんが介助していた階段の昇り降りも、階段昇降機があれば格段にスムーズになります。
特に外階段は段差が高かったり、幅が狭かったりと、介助者にとっても不安が多い場所です。利用者を支えながら昇り降りする動作は、想像以上に体への負担が大きく、特に介護する方の腰や膝を痛めやすい作業でもあります。
しかし、階段昇降機を導入すれば、その負担を大きく減らすことができます。
階段昇降機の設置事例


外階段+曲線にも対応
屋内・屋外兼用曲線型階段昇降機「タスカルアルーラ」を設置させていただきました。ご利用者様はご高齢で、階段の昇り降りが大きな負担となっており、特にご自宅前の外階段の上り下りにお悩みを抱えておられました。そのため、安全性と使いやすさを考慮し、このようにレールの設置位置は、現地の状況を細かく確認したうえで、最適な方法をご提案させていただいています。
長い屋外階段も安心!昇助くんNRO9-Rの設置事例


2階の住まいへ快適アクセス
屋外曲線型階段昇降機「昇助くんNRO9-R」を設置させていただきました。1階が事業所で、2階がお住まいになっている建物で、ご家族の方が、階段の上り下りが不安とのことで、設置させていただくことになりました。階段自体はまっすぐなのですが、距離が長く、中間踊り場があるため、踊り場を乗り越えて移動が可能な曲線型の機種を設置しています。
階段昇降機はレンタルがおすすめ
階段昇降機は、購入するよりレンタルのほうが手軽に設置できます。
レンタルした場合の価格シミュレーションは下の記事よりごらんいただけます。
まとめ
今回は、外階段に対応した階段昇降機の特徴やメリットをわかりやすく解説しました。
年齢を重ねるにつれ、足腰の筋力やバランス感覚は少しずつ衰えていきます。
特に外階段は、雨の日や冬場の凍結など、室内以上に転倒のリスクが高まる場所でもあります。
階段の上りづらさが解消しない場合には、階段昇降機の設置もおすすめの方法の一つです。
どんな階段昇降機がいいのか?は、福祉用具のプロ、スマイルケアにご相談ください。
