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介護リフトの導入するタイミング・導入メリットについて

2018.11.26 Category:

こんにちは、リフォーム・リフト課の若林です。
 
今回は介護リフトを導入するタイミング・導入メリットや使用上の注意点を解説します。
 
介護の現場で働く人の過労が問題視されている中、福祉機器の開発も毎年進化し続けています。超高齢化社会となり、介護する側の年齢層も上がっています。体力や健康面において少しでもサポートできる福祉機器の存在は、仕事の余裕やモチベーションアップにつながっていくのではないでしょうか。
実際に介護職の職業性疾病といわれる「腰痛」は、深刻な業界内の問題として対策が急がれています。今回は、介護リフトのメリットや導入タイミング、介護リフトの安全な使用方法をご紹介します。
 
介護リフト 
 

■介護リフト導入のメリット

 
介護リフトを導入することで、介護スタッフも介護を受ける側も双方にメリットがあります。どのようなものがあるのか見ていきましょう。
 
・腰痛予防、痛みの軽減になる
今は腰痛を発症していない人も、すでに腰痛があり仕事に支障をきたしている人も、介護リフトがあれば腰痛の予防や痛みの軽減に役立ちます。
一般的な成人が体に支障をきたすことなく持ち上げられる重さは、約20~25kgといわれています。介護を受ける側の人にも個人差はありますが、2倍以上の重さがあると考えれば腰への負担がどれだけ大きいものか見当はつくでしょう。介護スタッフの腰痛を予防、軽減するために介護リフトは大活躍します。
 
・介護職の人員確保につながっていく
介護職求人が増える一方で、同時に離職する人もいます。離職理由の中には収入の他にもさまざまなものがあり、中でも“休暇が取りにくい環境”というのが1つの要因となっています。腰痛などの症状があっても休めない、痛みに耐えなければならない環境が離職者を増やす要因になっているのです。介護リフトの利用でスタッフの負担軽減ができれば、職場環境も改善され人員確保もしやすくなっていきます。
 
・安全性が確保される
介護スタッフの経験値、体力や介助の仕方によっては介護を受ける側も恐怖を感じたり移乗を拒否したりすることもあるでしょう。スタッフが介護リフトの利用で無理せず安全に介護できれば、双方にとっても介護を受ける側の家族も安心感が大きくなります。コミュニケーション能力を生かせば、互いの信頼関係も大きくなっていくのではないでしょうか。
 

■介護リフトを導入すべきタイミングは?

 
介護リフトを導入するべきタイミングについてのアンケートでは、介護現場の優先順位がハッキリと現れる結果になりました。介護現場では、何よりも自身でできることを現状維持出来るようにサポートしていくことが重要になります。介護を受ける側が負担になることがないようにサポートするのもその1つです。
 
介護リフト導入すべきタイミングアンケートで1番多かったのは、独力でベッドから降りられなくなった時でした。
やはり要介護者が自身で動作が行えない状況は、介助が必要になる為、リフトの導入を検討するタイミングになります。
 
アンケートで次に多いのは、やはりスタッフの腰痛などに問題が発生している場合でした。「介助者が共倒れになる前に導入するべき」「早め早めの対応が慢性化を防ぐから」といった声も多くみられました。
 
移乗・移動介護は力がないと不安定で、無理をすれば転倒することも考えられます。自分の腰痛や疲労によって、本来の力が出ない場合もあるでしょう。スタッフにも介護を受ける側にも、安全性を考えた結果がアンケートからもわかります。
 
「寝たきりになるまでは」という意見もあります。介護リフトは、便利な反面技術が必要です。
寝たきりになってからリフト導入を検討される方は多くおられますが、寝たきりの要介護者は、筋肉の拘縮が見られる為、リフト介助に慣れた者が介助しないと難しく感じるケースがあります。
また、「介護リフト自体を良く知らず、吊り具のサイズ感や用途、価格についても理解できていない」という意見も。介護リフトの導入がされない現場では、スタッフの福祉機器の知識さえも低いままになってしまうのです。
 

■介護リフトを安全に使うには

 
ここでは、介護リフトの種類と安全に使用するための注意点をご紹介していきましょう。
 

【介護リフトの種類】

 
・床走行式リフト
こちらのリフトは要介護者をリフトで吊り上げ、移動させることが出来る介護リフトです。移動出来ると言っても要介護者を吊り上げた状態での移動は困難で大変危険です。使用方法はベッド固定式リフトと同様ですが要介護者を吊り上げたままベッドから車いすに移乗させる際は、要介護者の体重がキャスターにかかる為、動きづらく介助者のテクニックが必要です。
用途としては老人ホーム内に、多数のリフト利用者がいる場合には非常に便利なリフトです。
また使用した後は、邪魔にならない場所に保管出来るのも床走行式リフトの魅力です。
 
・ベッド固定式リフト
こちらの介護リフトは、ベッドから車いすなどに座ってもらう際に重宝するリフトです。ベッドからすぐの距離でもスタッフの負担がなく安全に着座することができます。
 
・据置式天井走行型リフト
ベッドの両端にリフトの支柱を建て、レール上の左右どちらでも移動させることが可能です。他のリフトよりも場所が必要ですが、安定感があります。
 

【安全に使用するための注意点】

 
・吊り具(介護をうける方を包むシート)の特徴を知って選ぶ
吊り具には、シート型、脚分離型、セパレート型があります。それぞれの正しい装着方法を知り、正しく使用しましょう。釣り具がハンガーフックから外れないかどうかも、指さし確認をしながらチェックします。
 
・異常がないか日々チェックを怠らない
「リフトベルトがすり切れそうになっていないかどうか」「異音がないか」「おかしな揺れ方がないか」「バッテリーの充電及び電源は大丈夫かどうか」など、日常点検を忘れずに行うことで安全に使用できます。
 
介護の現場でも介護リフトを導入しているところは増えています。今、介護職の資質向上と維持が求められていますが、スタッフの過労や腰痛などが原因で本来の能力が生かせていない現状があるのではないでしょうか。スタッフとしての能力は高くても、過酷な条件下で耐えることが当たり前になってしまう介護では、いつまでたっても質の向上はありません。
 
介護リフトの導入を検討することは、施設の働き方や安全性、利便性などを考慮したうえでも画期的な策となるはずです。
しかし介助スタッフも、施設利用者やその家族も福祉機器の導入だけではで安心感は得られません。「どんなメリットがあるのか」「どれだけ安全なのか」などコミュニケーションをとって理解を深めてもらうことが大切です。今後の長高齢者社会に無くてはならない介助者のパートナーとして、導入の検討が各地で進められています。ぜひ、この記事を参考にしながら導入を検討してみてはいかがでしょうか。
 
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